結論から言って、ほとんどの不採用に理由なんてありません。
そもそも、会社から不採用の理由を聞かせてもらえません。
ただし、簡単にわかる不採用理由もあります。
不採用者も、今後、その企業のお客様になる可能性がある
綺麗事でよくあるのが、この理由です。
ところが、綺麗事、とは言えないのが恐ろしいところです。
例えば、あるテレビ番組で、普通の人が明石家さんまにコンタクトを取るという試みがありました。
さて、どの位大変だったか?
せいぜい 6〜7 人、でした。
自分の知人・友達に「さんま知ってる人、知らない?」と尋ねます。
その友達が、また「誰かさんま知ってる?」と尋ねます。
これを 7 回程度繰り返すと、さんまさんに辿り着くというわけです。
誰がやっても、大抵こんなもの。
実は、このパターンはこの数年よく聞きます。Twitter の普及です。
Twitter って、まさにこのパターンで影響力のある人に辿りつきます。
そんな Twitter のある社会で、不採用者に「本音の不採用理由」なんか言ってたら、瞬間で広まります。
そして、7 ステップで影響力のある人、フォロワーの多い人に辿りついてしまいます。
人事担当としては、こんな人に Retweet されたくない、わけです。
ネットで炎上するかもしれない
今どき、不満を抱いた人間は極めて簡単にインターネットでネガティブキャンペーンを実行することができます。
人間は噂好き、特に悪い噂が好きです。そして、誰しもが、何らかの「不合格」を突き付けられたことがあります。
ですから、「不採用」に関わる情報は瞬間で広まります。
こんな危険は犯せません。ですから、不採用者には丁寧に接することが、人事担当の間の常識です。
ただ、常識だからと言って皆が実践できているわけではなく。だから、特に旧い(ふるい)体質の企業には、嫌な思いをさせられたかも知れません。
さらに、今時ネットで炎上すると、夕方のニュースや翌朝の新聞にまで取り上げられます。インターネットに触れていない高齢層にまであっという間に悪い噂が広がるのです。
特に理由がない
実は、この点が一番大きいです。
だから、大量採用するわけです。
本当に必要な人材であれば、中途だろうと募集します。
不採用の理由を知るたったひとつの理由
不採用になるには段階があります。
- 見た目と雰囲気と気分で落とす
- 他の求職者との比較で落ちる
重要なのは、この順番は揺らがない、ということ。人間は感情で決断し、理屈で埋め合わせをします。だから、一つ目を突破しないことには二つめに進めない。
ひとつ目は、もう誰が見てもわかります。
家族や友人に、
- この格好で面接に行こうと思う。
- こんな風に受け答えしてみようと思う。
と、一回で良いので見てもらって下さい。
その段階で「落ちるかもよ」と言われたら、多分、落ちます。
これは、人間、社会人としての感覚でわかってしまいます。
これがたったひとつのポイントです。
ふたつ目は、比較で落ちる。これは、要するに試験で落ちる、ということ。
こちらは対策が可能な部分です。就職試験の対策、試験勉強だけ。
これ以外の不採用理由は「わからない」と思っておいた方がよいでしょう。なぜなら、落とした方もそんなに明確な理由はないから。無理やり聞けば「○○大学出身だから」などと言いますが。
まあ、それは後付けの理由にすぎません。